築古建築を建築、アート、音楽、エンタメ、珈琲、不動産企画・運営の他ジャンル混合チームでコンバージョンする第1号案件を始めます!
The Great Good Place
都心部再編と周辺部のコミュニティ活性化の二本柱で日本の都市はますますExcitingに
2000年代に都市再生のシンボル的存在として開発された六本木ヒルズや東京ミッドタウン(六本木)も開業15年から20年近くが経ちます。その間、世界的な金融危機や東日本大震災、そして目下のCOVID-19と様々な危機も経験しながら、都市再生プロジェクトは東京駅前の常盤橋、日本の都市再開発史上最大規模といえる日比谷・内幸町地区、麻布台・虎ノ門、日本橋と延床面積50万㎡超えは当たり前、プロジェクトによっては100万㎡を超える等、その規模と建築クオリティの両面でバージョンアップを続けているように見えます。企画面のカギは用途複合とラグジュアリー化。都心のオフィス需要は働き方改革の中で構造的な変化に直面、商業店舗も完全にオーバーストア状態と思いますが、このようなラグジュアリー路線を極めることで差別化を図り何とかテナントリーシング面も乗り切ろうということだと思います。とにかく、建築デザインや企画プログラム、環境性能、感染症対策や顔認証に至るテクノロジー等あらゆる観点で要素技術をこれでもかと全部入りにする大手デベロッパーの複合開発プロジェクトにはひたすら感服する限りです。
一方、東京や大阪など日本の大都市の建築ストックはこれからますます築年が経過し、やがて解体後に土に帰っていくライフサイクルの後半戦に。終わり(=解体)に向けて境界が溶け素材に戻っていく建築は歳を重ねた人のように寛容になり多様な人と文化、価値観、アクティビティを受け入れるようになります。
また、都市機能の小型化・分散化が進展しています。都心に通勤して週5日間40時間を都心のオフィス街で過ごすライフスタイルから自宅やサードプレイスでの業務が可能になるとともに、働くママの活躍や副業の広がり等、都市の中での人の動き方は多様化しています。近代建築理論がその前提とした建物と用途の1対1対応は崩れ、一つの容れ物が様々な機能を提供するようになります。
こうした構造的変化を背景に、都心は大手デベロッパーによる超機能複合型の大規模開発を通じて単なる業務・商業都心からエンターテイメントを軸にした『ハレの場』に進化していくとともに、都心周辺部は日本の都市が元来持つ豊かな界隈性を残しながら、職住近接型のイノベーション・コミュニティになっていく、という仮説を立てるに至りました。我々は、都心周辺部で都市の記憶を刻む建築ストックを舞台に、建築、アート/デザイン、音楽、ファッション、映画、イベント、起業、テクノロジー、珈琲/食、不動産企画/運営、地域循環、あらゆる分野の人々がエキサイティングに混じり合い、メディアを作り出していくような建築的状況を多ジャンルのパートナーと共にプロデュースします。小型・分散型の不動産プロジェクトのネットワーク化を通じて、『インダストリー・ディストリクトVer.3.0』(郊外シリコンバレー型でも都心の大規模集積型でもない新たなイノベーション拠点群の在り方)、昼と夜で異なる使われ方をする独自性のある不動産二毛作、そこを使う人が自己実現を図りメッセージを発信していく新たな『場のプロモーション』とメディア構築の実験、MaaS等様々なモビリティの実装、食材循環や建築資材のアップサイクルを軸にした地域コミュニティとの本気の関わり、不動産ビジネスのイノベーションにチャレンジしていきます。
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株式会社メトロポリタン・ルネサンス
METROPOLITAN RENAISSANCE Inc
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吉嶋 法生
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